テレビCMにはいくらかかる?
普段目にするテレビCMは、漫然と流れているわけではありません。広告主様は、テレビ番組を視聴する人がどんな人なのかをデータから読み解き、その上で“興味を持ってもらいたい”という期待を込めて商品やサービスのCMを出稿しています。
そのテレビCMは、出稿するのにいくらかかるのでしょうか?
テレビCMにはタイムCM、スポットCM、SASの3つあり、それぞれ費用や条件が大きく異なります。今回は、その費用について解説します。
タイムCM、スポットCM、SASの費用は?
テレビCMには3つの種類があり、それぞれ費用や条件が大きく異なります。
タイムCM
番組の提供スポンサーとなってCM放送の秒数を指定するもので、人気のある番組ほど出稿費用は高くなる傾向があり、契約は2クール(6カ月間)単位が基本です。放送エリアは、キー局系列各局で放送されるネットタイムと、各局の放送エリアに限られるローカルタイムの2種類があります。
スポットCM
番組の指定はせず、好きな時間帯やエリアなどを選んで出稿できるもので、獲得したいGRP(Gross Rating Point=延べ視聴率、一定期間に放送されたテレビCMの視聴率を合計したもの)を設定して料金を算出する方法と、予算からGRPを設定する方法があります。
SAS(Smart Ad Sales/スマート・アド・セールス)
対応している放送局様のCM枠を、1枠からポジション指定ができるため、放送日時、価格も明確で透明性が高い商品です。放送日時、本数、番組などを決めて効果的に「狙い撃ち」することができ、すべての枠の料金が明示されているので、少額予算でも目的に応じた枠への出稿が可能です。
テレビCMにかかる費用はCM制作費と出稿費の合計
テレビCMを出稿するとなった時、大きく分けて2つの費用が必要になります。テレビCMの「出稿費」と、テレビCMの「制作費」です。
制作費の内訳にはさまざまなものがあり、撮影・編集の費用、出演タレントのギャランティなどがあります。それらをすべて合計したものが「テレビCMの制作費」となるのです。キャスティングするタレントや撮影場所、撮影方法、スタッフの数などによって大きく費用は変動します。
テレビCMの予算別プラン
テレビCMの出稿費は、タイムCM、スポットCM、SASのどれなのか、どのような契約内容なのかによって大きく変わります。また、テレビCM制作費もタレントやスポーツ選手など著名人を起用したり、海外ロケや特殊な撮影方法を実施した際は、費用が高額になる場合があります。一方で、静止画や簡単なアニメーションを使う、WEB広告等で使用した動画素材を利用する、といったことをすれば、制作費は抑えることもできます。
このように、テレビCMを出稿する際の費用は、CMの長さや撮影規模、出演者の有無等の制作費や出稿するエリアや期間等、プランによって大きく変わります。
テレビCMの効果を最大限に高めるには
一般的にテレビCMは価格が高いというイメージがありますが、先述したようにSASであれば価格が明確なため限られた予算でも出稿が可能です。
どのCM枠に価値を見出すのかは広告主様によって異なりますがSASを1枠単位で掲載料金も含めて検索できる「枠ファインダ」を利用すれば、提携している10社が保有するさまざまなテレビ視聴関連データを活用し、多彩なターゲットデータから自社の広告に適した枠を検索・分析することができます。
まとめ
テレビCMの費用は、出稿費やCM制作費に大きな幅がありますが、限られた予算でも、十分な反響を得ることができるのがSASのメリットです。情報を的確に読み解き、効率の良い出稿を強く意識することが重要だといえそうです。
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