「パーコスト」とは?計算方法は?テレビCMの重要な指標を解説

「パーコスト」とは?計算方法は?テレビCMの重要な指標を解説

Text:枠ファインダ編集部
Photo:Getty Images

広告出稿時には、様々な指標を用いてコストや効果などを予測することになります。その中でも、コスト効率を予測する際に重要な指標が「パーコスト」です。

「パーコスト(CPR/Cost Per Rating)」とは?

パーコストとは、テレビCMを出稿する際、1%の視聴率を獲得するために必要となる費用(視聴率1%あたりの価格)のことです。

パーコストは時間帯や放送局様によって変動します。家にいる人が少ない昼の時間帯と家族の多くが家にいる夜の時間帯では、夜の時間の方がより多くの人数がCMを見る可能性が高くなるためパーコストが高くなり、放送局様のエリアに20万世帯ある放送局様と、1000万世帯ある放送局様では後者のパーコストが高くなります。同じ視聴率1%と言っても、より多くの人がCMを見る可能性が高くなると、パーコストは高くなる傾向にあります。

パーコストの計算方法

パーコストは次の計算式で求められます。
パーコスト=広告費÷GRP
GRPとは、一定期間に放送されたCMの視聴率を合計した数値です。GRPはCM放送後の分析や、CMを放送する際にどのくらいの量を出稿させるかを決める指標としても使われています。
例えば、視聴率10%の番組に5本CMを放送し、広告費が500万円だった場合、パーコストは500万円÷50GRP=10万円になります。

パーコストはCM枠購入時のコスト指標

CM出稿の費用対効果に即したCM枠購入の際、パーコストはコスト指標として参考にすることができますが、放送局様や放送時間帯によっても変わってきます。一方で出稿するCMの効果をより高めるにはCMを見たターゲットのニーズなどとマッチしているかといった面も考慮する必要があります。

そこで、放送されるコンテンツにマッチしたCMを出稿するという考え方もあり、「コンテキストマッチ」、「コンテキスト広告」、「コンテキスチュアル広告」とも言われています。

CMの広告効果を高めるための「コンテキストマッチ」とは

「コンテキストマッチ」とは、テレビ番組やテレビCMの内容の組み合わせで、視聴者の気持ちの流れがスムーズになる(接触するCMの認知性が良くなる)ことで、テレビ番組とテレビCMの親和性の高さを活かすことでより広告効果を高める手法のことです。

コンテキストマッチの例としては、スポーツ中継番組の中で選手を起用したCMが流れたり、旅行番組の中で観光誘致のCMが流れたりするといったものです。

SASではCM枠をピンポイントで選ぶことができるため、事前にCMの商品・サービスと相性の良い番組を探して出稿を検討することが可能です。

枠ファインダならパーコストだけでなく番組やターゲット層などさまざまな指標でCM枠が探せる

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